有名デパート店員に聞いた「ステンレス多層鍋でくっつかない方法」
どうしてもくっついてしまう目玉焼き、餃子…
良く熱して、油も十分に温めているはずなのに、ステンレス多層鍋で目玉焼きを作るとうまくいきません。餃子も然り…。
お肉や魚は結構上手に焼けてるんですけどねぇ。不思議です。
それがこの度、やっとその解決法に出会うことができました!!
老舗有名デパートで聞いた「くっつかないコツ」
新宿三丁目駅に程近い、老舗有名デパートの調理器具コーナーで、ステンレス多層鍋を眺めていた時のこと。
店員さんと以下のような会話をしました。
私「ステンレス多層鍋、持ってるんですけど目玉焼きだけうまくいかないんですよ。」
店員「あぁ、卵はくっつきやすいですものね。ステンレス多層鍋をお持ちの方って、最初によく熱して焼き始めるということで強火で温める方多いんですよね。」
私「あ、はい。私いつも強火でやってました。」
店員「あぁ、ステンレス多層鍋って層になってますでしょ?強火で熱くすると、火に接している層だけが熱くなって、食べ物に触れる面の層が温まりきらない状態になるんです。そうするとくっつくんです。」
私「へぇ。強火で全部の層が温まるのかと思っていました。」
店員「全部の層を温めくっつかなくするコツは、焦らず弱火で長時間温めることなんです。火をつけてから、野菜を切り始めてもちょうどいいかもしれません。」
私「なるほど!」
店員「自分が思っているよりも弱火で長く温める!がポイントです。そして、油は熱で溶かすのではなく、油はキッチンペーパー等で強く塗りこむように広げるようにしてください。」
私「へぇ、それはやっていませんでした。やってみます!ところで、オムレツを2回に分けて焼きたいとき、1枚目はうまくいくのに、2枚目はくっつくんですよね…。」
店員「その場合は、1枚目を焼き終わった熱いフライパンを火にかけたまま水を少量たらして、そうするとすぐにお湯になるので、それでこびりつつきを軽く落とします。その後火を止めて、油を塗りこむと2枚目もきれいにやけますよ!」
私「おぉ!そうだったんですね。2枚目を焼く前に水でジャブジャブ洗ってしまっていました。」
店「…それじゃあ、フライパンの温度が下がりますので2枚目はくっつきますよ。」
私「良いことを教えてくださいましてありがとうございます!」
さて、家に戻り早速試しました。
あんなにくっついていた目玉焼きが9割がたくっつかずに綺麗にできました。
素晴らしいコツを教えていただいて、ステンレス多層鍋を使う自信がつきました。
目玉焼きや餃子がくっついて困ってる!…という方、ぜひぜひ試してみてください。
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私の持っているAll-Clad
私の持っているAll-Clad
All-Cladには代表的な5種類のシリーズがあります。
金属の組み合わせや層の数によって違います。
私が持っているのはどちらもAll-Clad MC2 (Master Chef 2) シリーズです。
All-Clad の中でも安価な種類で、艶消しの見た目が特徴です。
==ショップの説明==
「MC2シリーズは正式名称をMaster Chef 2といい、内側部分が18/10ステンレス、真ん中が熱伝導の良い純アルミニウム、外側が落ち着いた色合いの艶消しアルミニウムの3層構造 艶のあるステンレスよりも渋い艶消しを好まれる方に人気のシリーズです」
◆小さい方のフライパンは、「All-Clad MC2 Master Chef 2 Fry Pan, 8 Inch」フライパンの8インチのタイプです。
直径は約22cm(8インチ)。重さは約907g(2ポンド)です。
持ち手部分は約15.5cm。
1~2人分のお肉や魚を焼くのにとても便利。オムレツを作るのにも使っています。
気軽に手に取りやすいサイズです。女性の力でも振ることができます。
こちらの商品です↓
◆大きいフライパンは「All-Clad MC2 Master Chef 2 Fry Pan, 10 Inch」フライパンの10インチのタイプです。直径は約25cm、重さは約1.4kgです。結構重いです…。
2~3人分の料理を作るのに使っています。フチが低いし重いので振るには向きません。
じっくり触らずに焼く料理を作るのに向いています。
こちらの商品です。
All-Clad オールクラッド 25センチ・フライパン Master Chef-2 シリーズ |
使用頻度は、小さいフライパンの方が圧倒的に高いです。
ALL Cladのフライパンで焼いたお肉は、周りはカリッと、中はジュワっと肉汁が閉じ込められた美味しい焼き上がりになります。
フライパンだけじゃなくて、煮込みができるように蓋付きのソシエパンが欲しいな。
味噌汁などに気軽に使える小さな片手鍋が欲しいな。
欲望は尽きません。
次は、「私が次に買いたいAll clad」について紹介いたします。
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他のブロガーさんの書いたALL-Cladの記事 ご紹介
アメリカにお住まいのブロガーさん達がAll-Cladの情報をブログの記事にしてくれています。
それを読むことは、日本の私達がAll-Cladの情報を得る1つの手段です。
私が読ませていただいたブログの記事を敬意を持ってご紹介させていただきます。
ぜひ読んでみてください。リアルな情報が満載です。
color a day in NY: フライパンについての考察
ポートランド日和〜Toko's diary in USA:All Cladフライパン使用レポ
ALL-Cladに関して書かれたブログをまとめてみました。
載せられた写真がどれも美しいですね。
新しいものも、使い込まれたものも。
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All-Clad(オールクラッド)のデメリット
アメリカで大人気のお鍋All-Clad。
今回はAll-Cladのデメリットをご紹介します。
メリットの記事は →コチラ
All-Clad(オールクラッド)を使うデメリットとは?
・値段が高い
品質の良さを思うと仕方ないことなのか…値段が高めなのはデメリットと言えるでしょう。
・日本で手に入りづらい
アメリカでは超メジャーなAll-Clad 。しかし、日本ではほとんど取扱いがありません。実物を見ながら購入することはなかなか難しいのが現状です。
しかし、一部の店舗ではお取扱いがあります。
例えば下記の店舗は楽天に出店しており買いやすく安心です。
・蓋が熱くなる
取っ手は熱くならず優秀です。しかし、蓋が熱くなるんです。蓋付きのものを使う際は鍋つかみは必須です。
・サイズがわかりにくい
鍋の長さや直径はインチ表示。容量はQT表示。実物が見られない上に大きさがイメージしにくい。このブログでは種類や大きさなどを日本のセンチ、リットル表示で表示しわかりやすくく比較するページを作る予定です。乞うご期待ください。
・使い方のコツを守らないとくっつく
All-Clad の鍋を使う際にはとても大切な焼き方のコツがあります。
これさえ守れば素晴らしい料理の相棒となることは間違いなしです。
<使い方のコツ>
①油も材料も入れない状態でフライパンを良く熱する。
(手でパッパッと水を入れて見た時に、小さな玉になって水が踊るくらいがよいでしょう。油を入れる際は水が完全に乾いてからにしましょう。)
②油を入れて温める。
③材料を入れる
注意※ 材料を入れたあとは触ってはいけません。焦げそうでなかなか焦げません。
ある程度火が通った段階で初めて動かしましょう。するとスルスルとくっつかずに使えます。
また、肉や魚などを焼く際は室温に戻しておきましょう。これはAll-Clad に限らず、ですね。
鉄のフライパンの注意点と同じですね。でも鉄のフライパンと違うのは手入れがいらないこと。水につけておけば、軽くスポンジでこするだけでツルンと綺麗になるAll-Clad は本当に優秀!!!
油を塗っておくなどの手入れもいりません。
私の失敗談を1つご紹介。
テフロン加工の鍋はこびりつきが少し残った状態で新しく食材を入れてもくっつきませんが、All-Clad でやると見事にくっつきます。野菜を炒めたあとに洗わずにオムレツを作ろうとしたらところどころくっつき失敗しました。洗うのは簡単なので都度綺麗な状態で使うのが大事なようです。
目玉焼き、餃子、炒飯は苦手なALL Cladです。
コツをつかめばそれらも上手に作れますので、また別途ご紹介しますね。
・重さがある
小さなサイズの鍋でさほど気になりませんが、大きなサイズでは重みが気になるかもしれません。とはいえ許容範囲かとも思いますが。
以前タークのフライパンを買ったことがあるのですが、あれは重かった。よいフライパンも重すぎてはだんだん使わなくなるものですね。
そんな私もAll-Clad の重さは気になりません。持ちやすい取っ手のデザインのおかげかもしれません。
デメリットも理解した上で、ぜひAll-Cladに興味を持っていただきたいと思います。
では次回は私の持っているAll-Cladと使用頻度、これから買いたいと思っている種類などをご紹介したいと思います。 →記事はコチラ
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All-Clad(オールクラッド)のメリット
アメリカで大人気のお鍋All-Clad。
今回はAll-Cladのメリットをご紹介します。
デメリットの記事は →コチラ
All-Cladのメリットまとめ
・一生付き合える丈夫さ
加工や樹脂の持ち手がないので、おおげさでなく一生使えてしまうのです。
・持ちやすい持ち手
一度持つとわかります!力がうまくかかりやすい絶妙な持ち手で手になじみ、少ない力で取扱いができます。
・ステンレスの保温性
温度が下がりにくいので揚げ物にもぴったりです。
・アルミの熱伝導
真ん中にサンドイッチされているアルミのおかげで、すぐにお湯が沸くのでびっくりしてしまいます。こんなに早く沸くなら電気ケトルなんて必要なくなります。
・磨ける美しい見た目、メンテナンスの簡単さ
万が一食材がくっついたとしても、水ですぐにふやけてスポンジでツルンととれます。
クレンザーや重曹でみがけば買った時のようなピカピカが維持できます。
・熱くならない取っ手
取っ手一体型の鍋は丈夫だけれど取っ手が熱くなっては鍋つかみが必要になり億劫。
でもAll-Cladは取っ手が熱くならないんです。毎日使う中でこれは便利!
(鍋の蓋は熱くなりますのでご注意を!)
結局All-Clad(オールクラッド)のどこが好き?
結局、私が使っていて「好きだな~」「使いやすいな~」と思うところは、
まずは"見た目"。キッチンに置いてあるだけでテンションがあがります。
また、料理後に水を入れておけば、食べ終わる頃にはこびりつきも力要らずで落とせるふやけた状態になります。これがとても使い心地のよいところ。
大ざっぱな性格なので、熱いままで水をジューッとかけられるのも気に入っています。
(テフロン加工のフライパンでは絶対してはいけないことです。)
気を遣わなくていい、って楽だなー。と思わせてくれます。
たくさんのメリットを持つAll-Cladの魅力、少しわかって頂けましたでしょうか。
では次はAll-Cladのデメリットもご紹介しましょう。
All-Clad オールクラッド ステンレス・バターウォーマー片手鍋 Stainlessシリー… |
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ALL-Cladとは?(オールクラッド)
ALL-Clad(オールクラッド)とは?
All-Cladというお鍋を知ってますか?
え?聞いたことない?
それもそのはず。
日本ではほとんど取扱いのない鍋・フライパンです。
しかし、アメリカでは知名度はもちろん人気も高い、超おすすめの鍋・フライパンなのです。
アルミをステンレスで包んだ3層構造の鍋で、持ちやすく熱くならない取っ手、熱伝導の良さが人気の秘密のようです。
肉や魚を焼くと、レストランで出されるような美しさと美味しさで焼くことができるんです。料理は腕だけでなく道具の担う役割も大きい!と再確認させられること間違いなしです。
今までに、ルクルーゼ、ストウブ、リバーライト極、ティファール、ターク…などなど、人気のお鍋を様々使ってきました。そのどのお鍋にも負けない良さがあり、「All-Clad が一番好きだ~!!」と言えるほど、このお鍋には良いところがたくさんあるんです。
私がALL-Clad(オールクラッド)知ったきっかけは?
私がAll-Cladを知ったの「クロワッサン 2014年6/25号/ マガジンハウス」を読んだのがきっかけです。
クロワッサン 2014年6/25号[本/雑誌] (雑誌) / マガジンハウス |
紹介してくれるのは料理研究家の川津幸子さん。
記事の中で「生涯を添い遂げたい」とAll-Cladの鍋を表現しています。
・取っ手が熱くならない事
・オーブンに入れられること
・熱い汁物でピシピシいわないこと
・煮魚の火当りが柔らかいこと
・肉が焦げ付かず、均一に焼き目を付けられること
などを利点としてあげています。
行平鍋に似たデザインのものがあり、日本の台所にもなじみそうです。
現在、日本で買えるところはわずかしかありません。
代表的なお店をご紹介します。
楽天に出店しているお店で、日本語でやり取りしてもらえるという点では、買いやすく安心です。取扱い数も多いので選択の幅が広いでしょう。
その他にもAmazon.co.jpでも一部お取扱いがあります。
このブログでは、
・All-Clad の種類やサイズ →記事はコチラ
・All-Clad の選び方 →記事はコチラ
・All-Clad で作った料理のこと →記事はコチラ
・All-Clad の使い方 →記事はコチラ
・有名デパート店員に聞いた「ステンレス多層鍋でくっつかない方法」→記事はコチラ
・All-Cladを紹介しているブロガーさんの記事ご紹介 →記事はコチラ
・All-Cladの使い方がよくわかる動画のご紹介 →記事はコチラ
をご紹介していきます。
きっと手にすれば満足できること間違いなし!!
どうぞこの機会にAll-Clad を知ってくださいね。
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